【補助金】スマートファクトリー実証モデル事業

今回お伝えしたいこと

「スマートファクトリー実証モデル事業補助金」について、スマートファクトリーでのAI等の技術の活用とは、具体的にはどのようなことが考えられるか?


公式URL:
https://www.pref.tochigi.lg.jp/f02/r6_smartfactory.html

” 栃木県では、AI等未来技術(AI・IoT・ロボット)を活用し、多くの県内中小企業での活用が期待できるスマートファクトリーモデルの創出・実証を行う補助対象事業を募集します。”

前回の「就労障がい福祉サービスにおけるICT機器等導入支援事業」など、AIを使った生産性向上施策のモデル事業の募集が各地で出ていますが、栃木県からもスマートファクトリー化として、募集が始まりました。

募集期間

令和6(2024)年5月13日(月曜日)~ 6月28日(金曜日)※17時必着

募集事業

(1)一般モデル枠
AI等未来技術を活用し、栃木県内の多くの中小企業で活用の期待できるスマートファクトリーモデルの 創出・実証

(2)革新的AIモデル枠
飛躍的な生産性向上が期待される革新的なAIを活用し、栃木県内中小企業を牽引するスマートファクトリーモデルの創出・実証

補助対象者

栃木県内に事業所を有する中小企業者または、栃木県内に事業所を有する中小企業を核にした企業群。
中小企業者は、資本金の額または出資の総額が3億円以下並びに従業員の数が300人以下の企業。
ただし、みなし大企業は除く。

補助対象経費

・機械装置、器具及び備品、専用ソフトウェア・情報システムの購入、試作、改良、借用に要する経費
・外注に要する経費
・技術指導の受入に要する経費(補助対象経費の30%以内)
・開発に直接従事する者の人件費(補助対象経費の30%以内)
・消耗品費(1個10万円未満)
・クラウドサービス利用費
・共同実施契約等に基づき補助事業者が連携先企業に支払う経費
 ※上記に掲げるもののほか、知事が特に必要と認める経費

支援内容

・補助金額:500万円以内[(2)は1,000万円以内]
・補助率 :2分の1以内
・補助期間:当該年度内

事業日程

・令和6(2024)年6月28日(金曜日)【17:00締切】
・令和6(2024)年7月中旬~下旬    :事業可能性評価委員会開催、採択、説明会、交付申請
・令和6(2024)年8月上旬       :交付決定・事業開始
・令和6(2024)年11月       :中間検査
・令和7(2025)年2月中旬       :事業終了
・令和7(2025)年2月末        :実績報告書提出
・令和7(2024)年3月                        :完了検査、補助金支払
 ※補助金の支払は、事業終了後になります。 

リリー営業部長

スマートファクトリーでのAI等の技術を搭載したものとは、具体的にはどのようなことが考えられるでしょう?

行政書士 浅沼

スマートファクトリーということなので、ものづくり工場でのAIの活用をイメージしてみましょうか。

工場の生産ラインには既に様々なセンサーが付いていて、そこから吸い上げられたデータから遅れ進み状況を監視していると思いますが、センサーが付かないものに対してのデータ化はできていないかもしれません。

例えば、生産ラインにカメラを設置し、製品の動きや人の動きなど、その映像をリアルタイムで画像処理、AIにより分析してデータ化する。
AIは画像処理そのものだったり、吸い上げたデータの選択・分類かもしれませんね。

補助額500万円なので、AIの学習に使用するサーバーや、センサー・カメラなどの備品、これらをつなげる専用ネットワークなどが新たに構築できるのではないでしょうか。

6月28日(金曜日)まで1ヶ月しかありませんが、必要な機器や備品の洗い出しから検討始めてみてはいかがでしょうか。

以上

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