《Youtube》相続相談 – お墓ってどうしたらいいの?

今回のテーマは、 親が亡くなったとき、お墓ってどうしたらよいのか?
そのまま継ぐのか?
自分の子供たちには引き継がせたくないので、自分の代で墓じまいをするのか?
選択を迫られる場合もありそうですね。
今回は、お墓についての手続きや注意事項を解説しますので、ご覧ください。
コメントもお待ちしております!

墓じまいについて

ちなみに、墓じまいというのは、使わなくなったお墓や、
誰も管理する人がいなくなったお墓や土地を、管理者に返還することです。

お墓の改葬というのは、納骨堂や、永代供養など、別の墓地に移すことで、
樹木葬や、海などに散骨することも含まれるます。
実は、墓仕舞いやお墓の改葬は、相続手続きの一環として重要なテーマとなっています。

⒈ 関係者間での合意

墓じまいを行う場合は、家族や親族間で十分な話し合いを行い、全員が合意することが大切です。合意が得られないと、後々トラブルの原因になる可能性があります。

「お寺や霊園との交渉」

墓地が寺院墓地にある場合は、住職への相談が必要です。
檀家としての契約や永代供養料が発生する場合があるので、費用や条件について確認がしなければいけません。霊園の場合も、規約に従って手続きを進める必要があります。

「撤去・移転の手続き」

墓石や遺骨を移動する時は、墓地管理者への届出や許可も必要です。
また、墓石の撤去には専門業者を手配し、あらかじめ費用を見積もることが大切です。

⒉ 改葬、お墓の移転の注意事項

改葬許可証の取得」

改葬には、現在の墓地の管理者と、新しい墓地の管理者から、同意を得る必要があります。
その後、市区町村役場で「改葬許可証」を取得します。
この手続きには、以下の書類が必要です。
・改葬許可申請書
・現在のお墓の管理者の発行する「埋葬証明書」
・新しい墓地の受け入れ証明書

Information

小山市役所 – 遺骨の改葬について

https://www.city.oyama.tochigi.jp/kurashi/okuyami/tetsuzuki/page008159.html

「新しい墓地の選定」

移転先の墓地は、家族の意向や利便性を考慮して選んで、新たに永代供養墓や納骨堂を選ぶ場合は、費用や維持管理の条件を確認しておきます。

「遺骨の取り扱い」

遺骨の移動には、慎重な取り扱いが求められます。
宗教的な儀式や供養が必要な場合があるため、事前に確認しておくことが重要です。

⒊ 心理的・法律的な配慮

「親族の感情への配慮」

お墓仕舞いや改葬は、家族にとって心理的な負担が大きい場合があります。
関係者が感情的な問題を抱えている場合は、冷静に解決方法を検討することが必要です。

「法的な問題への対応」

お墓は土地の所有権や使用権が関係するため、名義人が相続されているか確認しておきましょう。未払いの管理費がある場合には、精算が必要です。

⒋ 終わりに

墓じまいやお墓の改葬は、相続や財産分割と密接に関連する場合がり、
宗教上のしきたりや地域の慣習については、地元の寺院や墓地管理者に確認を取っておくことが重要です。

墓じまいや改葬については、できれば自分が亡くなる前に、どこのお寺の誰に連絡するのかまで、エンディングノートに書いておくと、承継者が困らずに済みます。

以上

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