#0022 行政書士になるために

試験に合格した後すぐには開業しませんでしたが、50代半ばになったころ、その後の人生について考え始め、ちょうど前職の組織変更があり、そのタイミングで会社を退職し開業の意思を決定しました。半年後のボーナスをいただいた後に退職することを上司に伝えた後は、退職手続きに入りましたが、年金のもらい方は勤続年数によって退職所得控除額が違うので慎重に。そして健康保険については、任意継続にするか、国民健康保険にするか、しっかり調べました。

自分の場合は、企業年金(第一年金、第三年金)と、厚生年金(第二年金)があり、その他に早期定年退職手当がありましたので、どれをいつ、いくらいただくのか、すぐに全額必要でなければ、退職手当と第二年金から非課税分だけ退職金(一時金)としてもらい、その他はそのまま会社に預けておくと、利子がついた状態で60歳又は65歳から年金としていただけるというものでした。

また、健康保険については、まずは任意継続状態にしておき、いずれ国民健康保険のほうが安くなるときに切り替えることにしました。しばらくは収入が無いでしょうから、いつ切り替えるかは市役所に相談ですね。

その他、生命保険や、損害保険など、給与天引きのものは、退職後の支払方法の変更が必要です。損害保険には、退職すると脱退しなければいけないものもあり、その代わりになる保険を探すのですが、それまでに病歴があると別の保険に入れないことがあるので、注意が必要でしたね。

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