行政書士になるために試験を受けましたが、合格するまでに３年強かかりました。４回目の試験で合格したわけです。IT関連のサラリーマンだったので、法律知識は全く無く、最初はユーキャンの講座を受けて専門用語に慣れ、試験範囲をイメージできるようになり、その後は、書店に売っている問題集を片っ端から買い集め、通勤電車の中では単語カードで暗記、帰宅後や休日には問題集を解く。解いては調べを何度も繰り返しているうちに、分かるようになる「時」が来たような気がしました。なかなかまとまった時間がとれませんでしたが勉強を続け、試験に合格したときは嬉しかったですね。まったく畑違いの分野でも難関試験に独学で合格したわけですから。
試験に合格すると、気持ちも変わりましたね。そのあとの人生に選択肢ができた気がしました。サラリーマンを定年まで続けるのか、途中で独立開業するのか。もしリストラにあったとしても怖くないし…
まずは、合格したことを誰にも言わず、将来のことを考えつつ、しばらくは仕事を続けていましたが、このときにはもうサラリーマン人生に対する不安はなくなりました。勉強は大変です。でも合格して良かったです。
